シバヤマ工業コーティング部門|彩文(さいもん)

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耐候性、耐薬品性、耐摩耗性を向上させるための表面処理加工、ポリカーボネートボード。

HCP-BOARDとは
シリコンハード処理HCPボードの開発
  • プラスチックの表面は柔らかく、ひっかき傷や摩耗損傷を受け易く、また薬品や溶剤、紫外線等によって白化やクラックの問題を引き起こしますが、ハードコートをコーティングすることで、表面硬度、耐摩耗性、耐溶剤性、耐薬品性を向上させることができます。
  • 光学的特性、耐候性も向上させることができます。
  • ポリカーボネート樹脂製品は耐衝撃性にも、透明性にも優れていますが耐摩耗性や耐溶剤性などが無機ガラスに比べると著しく問題になることがあります。そこでハードコート処理を行い素材の腐食防止を講じます。
  • ハードコート処理材は、一般的なアクリル系ハードコート処理剤よりも高い表面硬度となり、ガラスのように傷がつきにくくなります。
ポリカーボネート樹脂製品
  • 耐衝撃性に優れ、透明性にも優れたポリカーボネート樹脂製品は各種車両のウインドウやスクリーンシールドに広く使われています。
    しかし、残念ながら耐擦傷性・耐薬品性・耐候性が悪いため、それを補うために表面シリコンハードコート処理をいたします。
加工例
  • 定尺ポリカーボネート材をコーティングし用途に合わせ現地加工(各種板厚可能)
     ※ディッピング槽サイズの制限上、ma×1400×1600mmのサイズとなります。
  • 貴社で加工した製品を当社に持ち込みコーティング可能(量産品対応)
     ※素材、サイズ等を確認し試験コーティングを事前に実施いたします。
  • マシンの覗き窓の更新で、加工状況の確認ができ、生産効率・品質管理向上
  • 安全扉、品質確認窓等、確実に内部が見えなければならない場所への採用

ハードコートポリカ未処理 ハードコートポリカ処理済
ハードコートポリカ未処理 ハードコートポリカ処理済
ハードコートポリカ 未処理 ハードコートポリカ 処理済み

ポリカーボネートスチールウールテスト ポリカーボネートテーパー磨耗テスト
ポリカーボネート
スチールウールテスト
ポリカーボネート
テーパー磨耗テスト
ポリカボネートの物性

▼ 表1 ポリカーボネートと他材料との物性比較表

項目 試験法 単位 ポリカーボネート 塩ビ板 アクリル ガラス




比重 ASTM D 792 1.2 1.4〜1.45 1.20 2.5
ロックウェル硬度 ASTM D 785 R119 R115〜120 R124 6.5
(モース硬度)




引張り強さ ASTM D 638 MPa 63.7 64.7〜71.5 70.6〜75.5 32.3〜79.4
伸   び ASTM D 638 % 100 10〜20 4〜7 3
圧縮強さ ASTM D 695 MPa 81.3 68.6 15.6〜24.5 19.6〜29.4
曲げ強さ ASTM D 790 MPa 93.1 88.2〜98.0 108〜118 39.2〜78.5
曲げ弾性率 ASTM D 790 MPa 2,350 2,940〜3,140 2,940〜3,040 73,500
アイゾット衝撃強さ ASTM D 256 J/m 780 29.4〜39.2 19.6〜29.4



荷重たわみ温度 ASTM D 648
(1.82MPa)
140 65〜70 87〜100 720〜730
(軟化温度)
脆化温度 ASTM D 764 -135
線膨張係数 ASTM D 696 10-5/℃ 7.0 6.0 7〜8 0.8
熱伝導率 ASTM C 177 W/(m・K) 0.19 0.16〜0.17 0.19 0.75
熱貫流率 ASTM C 177 W/(m・K) 5.5 5.5 6.4
比   熱 ×103J/(kg・K) 1.26 0.84〜1.26 1.46 0.75




屈 折 率 ASTM D 542 1.59 1.52〜1.55 1.48〜1.50 1.52
全光線透過率 ASTM D 1003 % 89 83〜87 92 92




絶縁破壊電圧(AC) ASTM D 149 KV/mm 14.8 17〜50 18〜22
体積固有抵抗 ASTM D 257 Ωcm 3.8×1016 >1015 >1014
誘 電 率 ASTM D 150 2.9 2.8〜3.1 2.2〜3.2
耐アーク性 ASTM D 495 sec 10〜11
(ステンレス電極)
121
(タングステン電極)
60〜80
  • 上記データーは測定値の代表例です。
  • 上記データーは板厚3.0mmの場合の測定値です。

▼ 参考:SI(国際単位系)・従来単位系換算表

N(ニュートン) kg f
N 1 1.01972×10-1
kgf 9.80665 1
エネルギー・仕事・熱量
J(ジュール) kg f・m
J 1 1.01972×10-1
kgf・m 9.80665 1

圧力・応力
Pa(パスカル) MPa(メガパスカル) kgf/mm2 kgf/cm2
Pa 1 1.01972×10-6 1.01972×10-7 1.01972×10-5
MPa 1×106 1 1.01972×10-1 1.01972×10
kgf/mm2 9.80665×106 9.80665 1 1×102
kgf/cm2 9.80665×104 9.80665×10-2 1×10-2 1
  • 注) 1Pa=1N/m2
熱伝導率
W/(m・k) kcal/m・h・℃
W/(m・k) 1 8.6000×10-1
kcal/m・h・℃ 1.16279 1
熱伝達係数
W/(m2・k) kcal/m2・h・℃
W/(m2・k) 1 8.6000×10-1
kcal/m・h・℃ 1.16279 1

▼ 落錘衝撃強さ試験成績表






No. 試験項目 品質判定基準 検査方法 合否判定
資料No. 落球ポイント
n1
1 耐衝撃性
(小楯本体)
裏面に達するワレ無き事 落球試験
JIS K 7211-1(2006)に準ずる
1-1 OK
2 1-2 OK
3 1-3 OK
判  定
適 合
不適合